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【スターウォーズ】『マンダロリアン』第4話感想 七人の侍を一人で再現するマンダロリアン氏

前回に引き続き『マンダロリアン』の感想を書き散らかしたいと思います。
今回は第4話!

 

 

マンダロリアン 第4話

ちびヨーダの奪取に成功したマンダロリアン。帝国残党の追跡を避け、彼はあてどない逃亡の旅に出る。

やがて二人はベトナム風の農耕惑星に降り立つ。
工業化とも人工密集とも無縁なその惑星は、ほとぼりが冷めるまで身を隠すにはうってつけだ。
しばらくそこで生活するつもりのマンダロリアンだったが、そんな彼のもとへ助けを求める村人がやってくる…。

 

評価 C

 

『夕陽のガンマン』や『子連れ狼』など往年のマスターピースを毎回モチーフにしている本作ですが、今回はまさかの『七人の侍』回でした。
野武士にたびたび襲撃される村を救うため、村民を武装化させて防衛戦の指揮を執ることになりますマンダロリアンさん。

 

村の子どもたちと秒でなじむヨーダ(小)

 

マンダロリアンさん…もっと冷酷なやつかと思ってたけど、何の得にもならないのに村人守ってあげるとかイイとこあるじゃん!
まあ得にならない…と言っても、当初はうってつけの隠れ場所をゲットするという「見返り」のために村の防衛を買って出たんだけどね。
最終的には思ったより規模の大きい戦闘になっちゃったから追手の賞金稼ぎに察知されるハメになったという。
得どころか損してるマンダロリアン。
勝ったのはあの百姓たちだー。

 

恐らくちびヨーダを助けたことでマンダロリアンさんの心境にも変化が起き、優しさや共感などの人間らしい面がムクムクと育ちつつあるのでしょう。
現に今回は「マンダロリアンは人前でマスクを脱がない」という鉄の掟を捨てて、このまま平和な田舎惑星で過ごすのも良いかもしれない…と一瞬ぐらつく彼が見られます。
でもそうはしない。
戦いに生きる彼にとって戦場こそがマイホームなのです。
結局マンダロリアンさんは追手をかわすため、ちびヨーダとともに次の惑星に向かうのでした…というところで今回はおしまい。

話のタテ糸がまったく進んでねぇ…(;^ω^)
こじんまりとした一話完結エピソードでした。

 

あと新キャラのキャラ・デューンが登場。
元反乱軍の特殊部隊員だったそうですが、反乱軍のなげやりな帝国残党狩りに嫌気がさして「早期離職」してきたとか。
つまり脱走兵ですね。だから追手におびえて暮らしている。

いいですよねこういうキャラ(キャラって名前だから紛らわしいけど、登場人物って意味で)。
なにがいいって、反乱軍にヘキエキしているところが。

反乱軍=正義!
帝国軍=悪!
と主張しているのはしょせん一部のフォースおたくぐらいで、下々の一般人にしてみればどっちも戦争屋さんなんですよね。結局。
『最後のジェダイ』のDJも同じこと言ってたし。

正義も悪もない。あるのは荒野だけ…。
アウターリムの乾いたこの空気、最高です。

 

 

新キャラのキャラ(まぎらわしい)
腕っぷし系アネゴ

 

ところで "マンダロリアンさん" って字数を食うのでなんとか縮めたいのですが、妙案が浮かばない…。
「まんさん」にすると各方面から怒られそう。
かと言って劇中でも使われている通り「マンドー」にすると今度は来いよベネット感が出てしまう…。
いっそ「ダロリアン」にしてもいいけど1.21ジゴワットで未来に飛びそう。
本名が判明するまでひとまずマンダロリアンさんで通しますか…。

 

というわけで折り返しを過ぎた『マンダロリアン』。
第5話にいってみたいと思います!

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