前回に引き続き『マンダロリアン』の感想を書き散らかしたいと思います。
今回は第3話!
マンダロリアン 第3話
さまざまな困難を経て砂漠の惑星を脱出したマンダロリアンとザ・チャイルド(ちびヨーダ)。
マンダロリアンは依頼主の帝国残党にちびヨーダを引き渡し、見事高額の報酬を得るのだった。
しかし短い時間とは言え、ちびヨーダ(超プリティ)と過ごした時間がマンダロリアンの心境に変化を与えていた。
「このままだとちびヨーダは確実に殺される…それでいいのか俺!?」
自問のすえに覚悟を決めたマンダロリアンは、大胆な行動に出る!
評価 A
超面白かったです。
男泣き必至の胸アツ展開。
たったいま確信しました…マンダロリアンは数多のスターウォーズ関連作のなかでもひときわ輝く大傑作になると!
いや~ほんと良かった。
戦争孤児である自分の出自をちびヨーダに重ねるマンダロリアン。
意を決した彼は、ちびヨーダを救うために帝国に反旗をひるがえす!
弱い者のために絶望的な戦いに挑む一匹オオカミって主人公像が、ベタだけどグッと来ます。
ベタとは言っても、裏返せば王道展開と同義。面白さの花道。
マンダロリアンが帝国に反旗をひるがえすことは、まあ最初から読める展開ではありました。言わば1日後に裏切るマンダロリアンさん状態。
しかしだからこそ「その時」が来たときのカタルシスが大きい。
「いよっ待ってました!!」って盛り上がるって寸法よ。べらんめえ。
マンダロリアンの右腕の火炎放射器が初めて役に立ったのも喜びポイントでした。
第1話のときなんか、猛獣に噛まれた拍子にあらぬ方向へゴーッと失禁してましたからね火炎放射器。
今回は容赦なくストームトルーパーを焼殺。面目躍如!
一発逆転のマルチロックオンミサイル「ホイッスルバード」が披露されたのもグッドでした。
必殺技に名前がついてるだけでこんなに幸せになれるなんて…日本に生まれて良かったーッ!
ガンダムの頭部バルカンばりに役に立たない火炎放射器。
しかし今回はこれまでのウップンを晴らすがごとき無双っぷりだ!
ちびヨーダを強奪し、行く手を阻むストームトルーパーをなぎ倒すマンダロリアン!
しかし多勢に無勢で窮地におちいり、ついにちびヨーダともども追手に包囲されてしまう…。
「ここまでか…!」
あきらめかけたその時、戦場に乱入する武装集団!
マンダロリアンの同族の皆様だ!
その中には以前マンダロリアンに「この帝国のイヌ!一族のツラ汚し!」と突っかかってきたガラの悪い大男の姿も。
その彼はガトリングガンをぶっ放しながら
「ここは俺に任せろ!!」
と一喝。マンダロリアンのために血路を開きます。
あっ…。
熱すぎる~!!
イヤな奴がイイ事すると2.5倍くらい頼もしく思えてしまう例のアレ、いわゆるジャイアン映画版の法則が思わぬところで炸裂です。
今回屈指のハイライトシーンでした。
「ワレラノミチ(・∀・)イイ!!」
と言うだけでお互い通じ合う同族の絆もあったけぇ。
そんなこんなでマンダロリアンとちびヨーダの逃避行が始まったところで今回は終わり。
『夕陽のガンマン』で始まった話がいつの間にか『子連れ狼』ですよ。
このダイナミックな展開に私のライトセーバーは思わずしとぴっちゃん(意味不)。
ノッてきたところで早速第4話に行ってみたいと思います!
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